【買取情報】映画アタリ ゲームオーバー

アタリ ゲームオーバー ゲーム
アタリ ゲームオーバー

先日大阪市より大量のDVDを買取させていただいたものの中に、2015年のドキュメント映画『アタリ ゲームオーバー』という作品がありました。

アメリカのビデオゲーム会社アタリが、1982年に出したゲーム「E.T.」。このゲームは史上最悪のクソゲーと言われていて、全く売れなかったため、廃棄処分場にごっそり廃棄されたと言われていました。その話は、都市伝説?ホント?などといろいろ言われていたのですが、この事を以前から調査していておおよそ埋められている場所の目安を付けている人に取材し、実際掘り返してみるという行程をドキュメントとして映画にしたものです。

アタリはゲームセンターなどに置かれるアーケードゲームを作っていた会社でしたが、1972年に「ポン」という卓球ゲームを発売し、これが大ヒットして大躍進を始めます。

1972年頃はまだアメリカにはヒッピー文化が残っており、アタリ社は自由な社風というか無秩序な状態でほぼ会社に泊まり込みで、マリファナをやってハイになっている連中がたむろしているような状態でした。ですが、その中には飛びぬけた才能を見せるエンジニアもいたわけで、仕事をやっているときはものすごい集中力で仕上げていったようです。

アタリ社には後にコンピュータ業界で有名になる人が在籍していた事でも有名で、後のAppleの創業者スティーブ・ジョブズも在籍して「ブレイクアウト」というブロックくずしゲームを設計(といっても実際はスティーブ・ウォズニアックに作らせたのですが)しています。このあたりの話は、スティーブ・ジョブズの伝記映画などで必ず出てくる話ですね。
おそらくこの会社がなかったら後のゲーム業界やパソコン業界は様変わりしていたかも知れません。

アタリは1977年にVideo Computer System(VCS)という家庭用ゲーム機を発売し、日本で大人気になっていた「スペースインベーダー」を移植して大ヒットになります。その後Atari 2600という家庭用ゲーム機を発売します。ここでもまた日本の「パックマン」を移植して発売をしました。

アタリはワーナー・コミュニケーションズに身売りをしていたためこの頃、映画をモチーフにしたゲームをいくつか発売します。ルーカスフィルムズの「スター・ウォーズ」「インディ・ジョーンズ」を発売しました。この次に発売する予定のソフトが「E.T.」なのですが、スティーヴン・スピルバーグから「パックマンみたいので」という要望を得てゲーム制作を始めますが、締め切りが5週間後という事でなんとか仕上げたというもので、出来上がってみるとバグやストーリーに問題があり、それが「史上最悪のクソゲー」と言われてしまう原因となります。

そして売れ残ったゲームを廃棄処分したのではないかという謎を追っていくというのがこの映画『アタリ ゲームオーバー』の内容です。ここから先はぜひ映画をご覧ください。

当時の事や、テレビゲームを知らなくても、ある種推理映画を見ているような感じもありますので、楽しめると思います。


電脳遊幻組は、ゲーム機器やゲームソフトも買取しています。もしAtari 2600や「E.T.」をお持ちであればぜひお知らせください。無料でお見積り査定も行っています。出張買取、宅配買取、持ち込み買取などお客様のご都合にあわせ買取をいたします。

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