『主婦の友』は大正時代から発行されていた家庭の主婦向け雑誌です。今回は、1950年代の手作りの編み物や服などの別冊付録をまとめてお売りいただきました。
内容は実際に手作りする手順や作例のほか大型の型紙のついた号もあり、大変実用的なものです。今回中を見ていると、有名な俳優がモデルをされている写真ページが目につきましたので、簡単にご紹介しましょう。
一番古いのが1954年11月号付録『新時代の和服』です。
この左の男性は宍戸錠です。この年約8,000人のなかから選ばれ日活ニューフェイスの第1期生としてデビューしたばかりの頃です。この頃は、まだ頬が細くすらっと見えます。この後に役作りの為に頬を整形手術をしてお馴染みの顔になるのですが、大変貴重な写真です。
こちらの上の右から2番目は中原ひとみです。1953年に東映ニューフェイスの第1期生としてデビューします。映画、テレビドラマ、CMと活躍しています。
真ん中の女の子は松島トモ子です。1945年生まれですので、この頃は9歳ですが、すでに芸能活動をしています。芸歴70年くらいになりますね。
左が雪村いずみです。ちょうどこの年東宝映画『ジャンケン娘』がヒットし、江利チエミ・美空ひばりと共に「三人娘」として活躍していた頃です。
左から2人めが新珠三千代です。宝塚で活躍後この年に日活に移籍した頃です。
まん中が浅丘ルリ子です。この頃15歳で女優募集に応募して念願のデビューをした頃です。
宇津井健です。1954年新東宝に入ります。テレビドラマ赤いシリーズでの山口百恵との共演が記憶にありますね。
真ん中が浦辺粂子です。戦前戦後にかけてすでに女優をしていましたので、この頃でもベテランですね。片岡鶴太郎によくモノマネをされていてご存じの方も多いのではないでしょうか?
こちらは山内賢です。まだ久保賢と名乗っていた頃のものです。
こちらは広告なのですが岸恵子です。
1953年~54年に映画『君の名は』3部作が大ヒットして主人公の氏家真知子を演じたのが岸恵子でした。その映画の中でやっていたこのようなストールの巻き方「真知子巻き」が大流行しました。
こちらは森繁久彌の家族の紹介で次男の森繁健が出ています。企画ページにはこういった有名人の家族が登場するものがみうけられます。
こちらの右側は岡田真澄です。すでに映画デビューしていてこの年、日本初の男性専門モデル・クラブ「ソサエティ・オブ・スタイル」(SOS)を設立したころですね。左側のモデルにもキャプションにSOSと書かれていますね。
『主婦の友』の1950年代の60年以上前の雑誌をモデルを眺めて楽しむというのもなかなか貴重な経験でした。
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