【買取情報】ステレオの取扱説明書と東京オリンピック

ビクターのHi-Fi オーディオラ STL-400F オーディオ
ビクターのHi-Fi オーディオラ STL-400F

先日、東京都より宅配買取で、レコードを大量に買取させていただきました。その中にビクターのステレオの取扱説明書がありました。

ビクターのHi-Fi オーディオラ STL-400FというFMラジオ、ステレオ・レコード・プレイヤー付のステレオです。

ビクター製品カタログ

当時のビクター製品カタログが一緒にありましたので、探してみましたところちゃんと載っています。

ビクターHi-Fi オーディオラ STL-400F

当時の価格で52,800円です。この頃おそらく1963年の大卒初任給は18,930円ですので、月給の3か月分くらいですね。機能としては、ステレオ・レコード・プレイヤー、FM・中波・短波ラジオ、アンプ、スピーカーなどになります。4本足のかわいい感じのデザインですね。

FM放送はNHKが実験局を開設していましたが、民間では東海大学が実験局を放送していて1963年に正式にFMの標準放送規格が決められ放送開始となりました。このステレオはちょうどこの頃の製品のために、取扱説明書にこんな文が載っていました。

そしてこの製品に同梱されていたこちらのハガキは注目です。

今年2019年のNHKの大河ドラマ『いだてん』で描かれた東京オリンピックにまつわるものです。

この赤い丸と五輪、TOKYO 1964というシンプルなデザインは亀倉雄策のものですが、非常にインパクトがありますね。

この脇に「みんなの手で東京オリンピックを成功させましょう」とあり、宛先は東京オリンピック資金財団あてになっています。

その方法ですが、このステレオを買った人が名前を書いて送ると1点1円としてビクターが財団に支払うような仕組みのようですね。企業もいっしょになって東京オリンピックを成功させようという気持ちが感じられますね。

そして製品カタログと一緒に入っていたのが、当時のレコードカタログです。詳細に説明が載っていて読んでるだけでもたのしくなってきます。


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