1981年の洋楽ヒット・チャートを賑わした曲にスターズ・オン・45というアーチスト名で出されたシングル「ショッキング・ビートルズ」という曲があります。
これは、ビートルズの曲をディスコビートに乗せて曲のいい部分を繋げてメドレーで作ったものでした。軽快なリズムとビートルズのメンバーに似せた歌声でオランダのミュージシャンが歌ったものですが、全世界的ヒットとなりました。最初は10分近いバージョンでしたが、ラジオの放送に合わせた短いものが作られこれが一番なじみのあるものだと思います。
曲目は
- Stars On 45(テーマ曲)
- ヴィーナス / ショッキング・ブルー
- シュガー・シュガー / アーチーズ
- ノー・リプライ / 以下ビートルズ
- アイル・ビー・バック
- ドライヴ・マイ・カー
- ドゥ・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット
- 恋を抱きしめよう
- 恋する二人
- ひとりぼっちのあいつ
- 恋のアドバイス
- Stars On 45 (テーマ曲)
今聞いてみてもビートルズのメンバーが歌っているのではないかと思ってしまうほど似ていますし、絶妙な曲のつなぎのアレンジもヒットの要因ですね。
これがヒットしたので、ビートルズの他に、アバ、カーペンターズ、ローリング・ストーンズ、スティーヴィー・ワンダーなどのバージョンが作られました。
また同時期に「フックト・オン・クラシックス」というクラシックの有名なフレーズをつなげた曲も大ヒットしました。こちらは、ルイス・クラーク指揮ロイヤル・フィル・ハーモニー管弦楽団という一流の音楽家で作られたもので、ポップなリズムにのせて軽快に聞かせるという今までクラシック音楽では絶対に使わない手法をとったおかげで大ヒットしました。
この流れの中で日本でも同じ手法のレコードが作られました。それが、「スターズ☆オン23」というタイトルで吉田拓郎のヒット曲を「Stars On 45」のようにつなげたものです。この曲ができたきっかけはニッポン放送の吉田拓郎の「オールナイトニッポン」のプロデューサーの発案でアルフィーがBEAT BOYSという名前で出したものです。
じょんのれんは坂崎幸之助、ポール・マッカーサーは高見沢俊彦、祥寺張扇(じょーじはりせん)は桜井賢です。
作られたのは1981年ですから、収録曲はそれ以前の代表曲を演奏していますが、「サマーピープル」は1981年のシングル盤だったので入れられたのでしょうか。
- イメージの歌
- 今日までそして明日から
- 雪
- 馬
- 祭りのあと
- 夏休み
- もう寝ます
- サマーピープル
- 春だったね
- ある雨の日の情景
- 結婚しようよ
- 風に吹かれて-BLOWIN’ IN THE WIND-
- 旅の宿
- リンゴ
- 花嫁になる君に
- マークII
- 襟裳岬
- ペニーレーンでバーボン
- 青春の詩
- どうしてこんなに悲しいんだろう
- お伽草子
- 落葉
- 人間なんて
聞いてみると一声だけとかあってちょっと笑えますが、さすが拓郎愛のあふれる坂崎幸之助の制作だなという気がします。
これでふと思い出したのがもっと昔に平野雅昭という人が歌った「演歌チャンチヤカチャン」という演歌のヒット曲の歌いだしをチャンカチヤカチャンとつなげて歌う曲がヒットしたのですが、なんと発売は1977年という事で、こちらのほうが古いのですね。
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