かつてパソコンのデータを保存するためにフロッピーディスクというものを使用していました。フロッピーディスクなんて見たことも聞いたこともない、という方も多いでしょうが、いろいろな種類が使われていました。フロッピーディスクは磁気を塗布したプラスチックの円盤型のものです。
こちらは、NECがPC-8801に使用できるように発売した8インチのフロッピィディスクユニットです。最近ではタブレット、スマホ画面のサイズなどでインチという言葉が使われていますね。だいたい20cmちょっとです。発売はおそらく30年くらい前、価格は442,000円でした。収納できるデータサイズは128KBでした。128KBってどのくらかと言うとスマホで撮った写真1枚も収められないくらいのサイズです。
そしてこちらがNEC 5インチFDダブルドライブです。サイズが5.25インチと小さくなりました。スマホの5インチサイズが目安でだいたい13cmくらいです。発売はおそらく1990年頃です。ディスクが2枚使えるようになっていて、記憶容量も1.2MBと10倍になりました。
次はLOGITECの3.5インチFDダブルドライブです。この3.5インチが一番長くつかわれていた規格です。2000年くらいまでのパソコンはこの3.5インチフロッピーが必ずついていました。この写真のドライブは、2DDと2HDの切り替えのスイッチがついています。2DDは720KB、2HDは1.44MBという違いがあってこれをスイッチで切り替えるようになっています。
フロッピー以外の外部記憶装置ですとMOというものがありました。フロッピーはプラスチックのペラペラの素材でしたが、MOはきらきらした固い素材でしっかりとしたプラスチックケースに収められていました。記憶容量はいろいろなものが発売されましたが、128MB、230MB、640MBといったものが一般的でした。
その他Macintoshユーザーだと記憶にあるのが、アメリカのアイオメガ社が独自開発したJazドライブというのがありました。フロッピーやMOよりも読み書きが高速で1GBの容量まで記録できました。アイオメガ社はこれより前にZipドライブというのを発売してました。100MB、250MB、750MBのディスクがありました。Macintoshユーザーはこのドライブがちょっとかっこいいのであこがれたものです。しかし、他に持っている人はすくないので、データのやり取りには使えないという非常にニッチな商品でした。
その他にカセットテープに記録するという方法もありました。最近では音楽をカセットテープに録音して聞くなんていうことが復活してはやっているようですが、カセットテープにデータを記録するという方法もあったのです。こちらがSANYO データレコーダー MR-33DRです。主にマイコン用で使われていたようです。テープに記録というとなにか不思議な感じがしますが、一時期は会社のデータシステムはテープバックアップという方法がとられていましたので、案外信頼性のある方法なのかもしれません。
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