本日は大量のLPレコードとレーザーディスクを買取をさせていただきました。
1970年代~90年代にかけての邦楽・洋楽が中心でした。
その中で目についたものがありました。
1972年に発売されたエレックレコードの『野音唄の市』です。エレックレコードはフォークソング系のミュージシャンが所属していたインディレーベルでした。
当時「唄の市」という名称をつけて所属アーチストが数組出演するコンサートをよく開催していました。
この『野音唄の市』はそのなかでも一番観客を集めたものです。出演は泉谷しげる、古井戸、ケメ、生田敬太郎&マックス、ピピ&コットです。
吉田拓郎はこのエレックレコードでデビューしています。そのデビューアルバムのバックをやっていたのが、生田敬太郎&マックスのマックスというグループです。
古井戸はこの『古井戸の世界』でデビューし、すでにこの『野音唄の市』の時には「さなえちゃん」が大ヒットしていました。このライブ盤では観客の歌声がすごいです。古井戸のメンバー仲井戸麗市は後にRCサクセションのメンバーとなります。
同時期アルバム『断絶』でデビューしたのが井上陽水です。1972年発表のこのアルバムの「傘がない」
は初期の井上陽水の代表曲となります。学生運動は終わり、若者のシラケ世代の心持をうたったような曲です。そして1973年に発売されたのが3枚目のアルバム『氷の世界』は100万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。
この『氷の世界』に収録されている「帰れない二人」はRCサクセションの忌野清志郎との共作です。また「白い一日」は小椋佳の作詞です。
小椋佳のこのアルバム『少しは私に愛を下さい』はファーストアルバムとセカンドアルバムから再編成したものです。ジャケットの写真は小椋佳ではなく俳優の小倉一郎です。
1970年頃のヒット曲はいわゆる歌謡曲というものが中心でしたが、徐々にフォークソングがヒットし始め、よしだたくろう、ガロ、かぐや姫、チューリップなどの若者に人気の歌手がどんどん出てきた時代でした。
このチューリップの『ぼくがつくった愛のうた』はビートルズがレコーディングしていたアビーロードスタジオ録音なのですね。詳しいことはレコードのライナーノーツには書かれていませんが、スタジオの前で撮った小さな写真がありました。
買取させていただいた商品をみていますと、その時代の流行を反映されているものが多くあります。
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