さすらいのレコード・コレクター

ミニ知識
SPレコード

買取させていただく品物にはLPレコードやEPレコードなどもあります。
そのレコードはCDにとってかわられ、現在では音楽配信というかたちで、音楽データとして流通し「物」としての形のないものになっています。

一方、大手レコードショップがレコード専門店を出店したり、手ごろな価格のレコードプレイヤーが発売されていたり、新譜をレコードという形でも発売するアーチストもちらほらといて、レコードというものも再認識されつつあるようです。

ですが、若い方はレコードというものをご覧になったことも、ましてや音を聞いたこともないという方がほとんどだと思います。レコードの大きさの比較のために写真を撮ってみました。

左側がLP。 右側がEP。

左側がLPで直径30cmです。裏表に溝が刻まれていて片面に5~6曲、1枚で10曲程度収録されています。
右側がEPで直径17cmです。裏表で各1曲です。

再生するのにはレコードプレイヤーを使います。

そのレコードが登場するまでは同じ円盤形のSPレコードが主流でした。
1890年くらいから、1950年くらいの間はSPレコードで音楽を聴いていた時代です。

SPレコード

2018年4月、そのSPレコードを収集しているコレクターのドキュメント映画が公開されます。

『さすらいのレコード・コレクター〜10セントの宝物』

https://sasurai-record.info/

この予告編を見るだけでも楽しそうではありませんか。
ジョー・バザードという方がこの映画の主人公。まだ公開されていませんので、未見ですが、この映画のオフィシャルサイトを見るとSPレコードならなんでも集めているというわけではなく、自分の好きなものだけを収集しているようです。地下室に整然とならんだSPレコード。収集を極めたという感じです。

この映画でかかる曲はアメリカのブルース、カントリーといったものが主なものです。たまたまLPの見本として撮った写真のレコードは、イギリスのグループ、ヤードバーズのデビューアルバム『FIVE LIVE YARDBIRDS』です。

ヤードバーズ『FIVE LIVE YARDBIRDS』

彼らのこのころのレパートリーがちょうどこの映画で流れるようなブルースのカバーアルバムでした。余談ですが、このグループはエリック・クラプトンが在籍したこの時以降、ギタリストとしてジェフ・ベック、ジミー・ペイジが参加するという変遷をたどるわけです。

SPレコードは主に78回転ですので、一般のレコードプレーヤーではかかりません。初期のSPレコード時代は蓄音機、それも電気を使わずにゼンマイをまいてレコードを回転させ再生するものしかありませんでした。電気でアンプを使わずに音を出すというと小さな音なのかとおもいきや、驚くほどの大きな音がします。

あまりSPレコードを蓄音器で聞くという機会はありませんが、電脳遊幻組の会社のある川崎市にとてもよい場所があります。
神奈川県川崎市出身の詩人で童謡作家の小黒恵子さんの自宅を改築して小黒恵子童謡記念館という施設があり、年に数回蓄音機コンサートを開いています。ちょうどこれからゴールデンウィークの5月6日に開催されます。

見つかりません | 小黒恵子童謡記念館

また、神奈川県横浜市青葉台にある「中古レコードのタチバナ」には、SPレコードも蓄音機も販売されています。ここで販売されている蓄音機はちゃんとメンテナンスされていて状態のいいものばかりです。価格もお手頃。たまに蓄音機コンサートも開かれているので機会があれば訪れて聞いてみてはいかがでしょうか。

中古レコードのタチバナ

電脳遊幻組は、レコードも買取しています。お部屋のお片付け、お引っ越しなど大量に売却したいといった時は電脳遊幻組にご相談下さい。無料でお見積り査定も行っています。出張買取、宅配買取、持ち込み買取などお客様のご都合にあわせ買取をいたします。

買取の流れ
電脳遊幻組の商品買取サービスについてご説明します。 送料無料の「宅配買取」ご自宅/現地までお伺いする「出張買取」弊社までお持ち込みいただければ、その場で査定/お支払いの「持ち込み買取」以上3つの買取サービスをご利用いただけます。詳しくはこちらのページでご説明しております。

お問い合わせは
フリーダイヤル☎0120-38-1070
又は下のボタンからメールにてお問い合わせください。
メールフォーム

コメント

  1. […] さすらいのレコード・コレクター買取させていただく品物にはLPレコードやEPレコードなどもあります。 そのレコードはCDにとってかわられ、現在では音楽配信というかたちで、音楽デー […]