神奈川県川崎市より大量の80年代の洋楽レコードを買取させていただきました。
その中に懐かしいものが2枚ありました。
1980年代、何かのチャリティの為にミュージシャンたちがレコーディングして大ヒットしたものが2曲あります。
1984年、ブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフがウルトラヴォックスのミッジ・ユーロと共に書いた「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」。エチオピア飢饉救済のために作られたこの曲は、アーティスト40名以上が集まり、”バンド・エイド”というグループ名で発売されました。
この40名以上ものアーチストの顔ぶれを見てみると、フィル・コリンズ、デュラン・デュラン、バナナラマ、ボノ、ポール・ウェラー、ジョージ・マイケル、ボーイ・ジョージ、スティング、デヴィッド・ボウイ、ポール・マッカートニーなどなど、当時の有名なミュージシャンが勢ぞろいです。もう亡くなってしまった方もちらほらいらっしゃるのは35年近くも前の事なのだという事を実感させます。
1980年代初めごろから、テレビでミュージックビデオを流すMTVの放送が始まり、この「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」もよく流されていました。一つの曲をちょっとづつ多くの歌手が歌い継いでいく手法はこの曲が始まりだったのではないでしょうか?
このジャケットデザイン、なにか見覚えがありませんでしょうか。ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』に似ていますね。これ、そのビートルズのジャケットデザインをされた方、ピーターブレイクというデザイナーのものなんですね。
「ドゥ・ゼイ・ノウ・イッツ・クリスマス?」が主にイギリスのアーチストの集まりでしたが、アメリカのアーチストが集まって作られたのが次の年1985年に発売されたのが、USAフォー・アフリカの「ウィ・アー・ザ・ワールド」です。こちらもアフリカの飢餓を救うためのチャリティ曲です。
参加アーチスト、こちらもそうそうたる顔ぶれです。クインシー・ジョーンズがプロデュースと指揮をとり、マイケル・ジャクソンをはじめとするジャクソン・ファミリー、スティーヴィー・ワンダー、レイ・チャールズ、ボブ・ディラン、ポール・サイモン、ウィリー・ネルソン、シンディ・ローパー、ダリル・ホール&ジョン・オーツ、ビリー・ジョエル、ブルース・スプリングスティーンなどなど。
さきほども触れましたが、MTVでこの歌手勢ぞろいのビデオはしょっちゅう流されていました。MTVがないと音楽が売れないといった状況でした。MTV大ヒットの立役者は1982年発売のマイケル・ジャクソンの『スリラー』でしょう。1曲4~5分のものが主流だった時代に「スリラー」のMTVは特殊メイクやゾンビが出てくる短編映画のような作りでした。結局このアルバムからはほとんどの曲がシングルカットされそれぞれが大ヒットという文字通りモンスターアルバムでした。
大ヒットアルバムはそれだけ売れていて大量に出回っていますので、買取の時にもたくさん遭遇します。そのため買取価格は高くはありませんが、久々にこのチャリティアルバムの現物を見た気がします。
電脳遊幻組は、懐かしの大ヒットレコードも買取しています。こんなの売れるかなと迷ったら電脳遊幻組にご相談下さい。無料でお見積り査定も行っています。出張買取、宅配買取、持ち込み買取などお客様のご都合にあわせ買取をいたします。
お問い合わせは
TEL:044-948-7666
又は下のボタンからメールにてお問い合わせください。
メールフォーム