ゲーム機などやビデオ機器などを買い取った時、バラでケーブルも一緒に引き取りますが、本体と離れてしまっているとそのケーブルがどの機器とつなぐものかわからなくなる事があります。形状が同じだからといって違うケーブルをさしてしまうと、最悪ゲーム機器などを壊してしまう恐れがあるので、取り扱いに注意です。
今回はこのような一方が4極ミニプラグでもう一方がオーディオステレオ(赤白)と映像端子(黄)のものをとりあげてみました。
先端が黒い部分を境に4つに分かれています。
この4つの部分の出力先がケーブルによってまちまちであることがあります。
パターン1
- 音声の左→白いケーブルへ
- 映像→黄色いケーブルへ
- アース(これはケーブルの内部で使われています。赤白黄端子の外側部分です。)
- 音声の右→赤いケーブルへ
パターン2 OMTP規格
- 音声の左→白いケーブルへ
- 音声の右→赤いケーブルへ
- 映像→黄色いケーブルへ
- アース(これはケーブルの内部で使われています。赤白黄端子の外側部分です。)
パターン3 CTIA規格
- 音声の左→白いケーブルへ
- 音声の右→赤いケーブルへ
- アース(これはケーブルの内部で使われています。赤白黄端子の外側部分です。)
- 映像→黄色いケーブルへ
ゲーム機や家庭用ビデオカメラ、車載用のカメラなどでこの端子は使われていますが、外見だけではどのタイプのケーブルかわかりません。
実際に社内にあった3本のケーブルの配線をテストしてみました。
こちらはOMTP規格ですね。
たまたま社内にあったものは、パターン1のものが2本、パターン2のものが一本でした。この場合アースの位置が違うので互換性はありません。パターン3CTIA規格はみあたりませんでした。
このように形状だけでは判断がつきませんので、ご自分のお持ちの機器のメーカーの仕様とケーブルの仕様を合わせなければいけないわけです。機器に詳しい方でも外見ではこの違いを判断できませんので、注意が必要です。
この形状の4極ミニプラグはスマートフォンのイヤホンジャックにも使われています。そちらも機種によって同じような違いがあります。次回はそのステレオオーディオとマイクタイプの4極ミニプラグを検証してみましょう。
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