毎年12月になると、ジョン・レノンの命日が巡ってきます。この頃はラジオからクリスマス・ソングが流れ、その中にはジョン・レノンとオノ・ヨーコの歌う「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」があることもその事を思い出させる一因かもしれません。
ビートルズ解散後ソロ活動をしていたジョン・レノンですが、1975年の『ロックン・ロール』で自らのルーツ・ミュージックである1950~60年代のロックンロールのカバーソング集を発売しました。
ちょうどこの1975年の10月9日、ジョン・レノンとオノ・ヨーコの間の初めての子、ショーン・レノンが誕生したことをきっかけにジョン・レノンは主夫になると宣言し音楽活動をやめてしまいます。
ショーン・レノンはその後ミュージシャンとなり3枚のアルバムを残しています。
この頃の映像が残っていますが、ジョンが料理する姿やおんぶして歩く姿、そして日本に来て軽井沢などで生活する姿が見られました。
そして子育てに一段落した頃、音楽プロデューサーのジャック・ダグラスのもとにジョンから「レコーディングをしたいのだが、ミュージシャンを集めてくれ」という電話が入ります。その計画は極秘に行われ、ミュージシャンにも最初、誰のレコーディングかは知らされていませんでした。そしてレコーディングされたのが5年ぶりの新作『ダブル・ファンタジー』でした。ジャケット写真は篠山紀信です。
『ダブル・ファンタジー』1980年11月17日に発売され、その中からの最初のシングルはA面1曲目の「スターティング・オーヴァー」でした。5年ぶりの新作にふさわしいタイトルです。曲調は前作『ロックン・ロール』の感じを踏襲したかのようなロイ・オービソン的ロックでした。たちまちヒットになります。
しかし、12月8日の夜ニューヨークの自宅ダコタ・ハウス前で射殺されてしまいます。
このアルバムからは、「スターティング・オーヴァー」「ウーマン」「ウォッチング・ザ・ホイールズ」とシングル・カットされヒットを記録しました。『ダブル・ファンタジー』のレコーディングの時は約2枚分のレコーディングを済ませていたため、その後『ミルク・アンド・ハニー』というアルバムが1984年に発売されました。
ビートルズはここ最近、オリジナル・アルバム発売50周年などで、未発表音源が発売されたり、話題に事欠きません。それだけ人気がある証拠ですね。
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