【展覧会情報】映画雑誌の秘かな愉しみ

映画雑誌の秘かな愉しみ 買取情報
映画雑誌の秘かな愉しみ/国立映画アーカイブ

2019年9月7日(土)より東京京橋の国立映画アーカイブ(以前の東京国立近代美術館フィルムセンター)で「映画雑誌の秘かな愉しみ」という企画展示が行われます。

映画雑誌の秘かな愉しみ | 国立映画アーカイブ
国立映画アーカイブの映画雑誌の秘かな愉しみのページ。

日本映画の始まりは1890年代後半ですが、映画専門の雑誌というと1909年創刊の『活動 写真界』が初めての出版と言われています。その他にも競合誌が出ていたようですが、現存するものがなくあまり実態はわかっていません。その中で『活動 写真界』は復刻版が出ていた事もあり現在でも内容を確認できます。そもそもこの頃の映画フィルムが残っていないため、雑誌の記事が大変貴重なものとなっています。

1913に『フィルム・レコード』(のちの『キネマ・ レコード』)が創刊され映画批評に重点を置いた記事を掲載していたようです。

この頃の映画雑誌を出していた出版社が合併して1912年に日活が誕生という流れになっており、この頃の映画雑誌にかかわっていた人々が日本映画の基礎を作ったと言えるでしょう。

1917年創刊の『活動画報』は表紙や口絵や写真が豊富に掲載されていることで注目をあつめました。この頃の執筆陣は映画関係者はもちろん島崎藤村、小川未明、小山内薫などの作家も参加しています。

『活動 写真界』の創刊から10年後の1919年に現在でも発行が続く『キネマ旬報』誌が創刊されます。当時は10日毎に発行されていましたので、映画の最新情報を得るために重宝されました。当初は外国映画中心でしたが、日本映画も取り上げるようになり、その後日本映画中心の『日本映画』と批評中心の『映画 往来』を発行し役割分担をするようになります。

その後、1933年に外国映画と松竹歌劇を取り上げた『スタア』、戦後には『スクリーン』、1972年には『ロードショー』などのお馴染みの映画雑誌が発行されました。

インターネットがない時代に映画の情報を得るのは『ぴあ』や『シティロード』などの情報誌でした。毎週出る雑誌を見ながら映画や演劇を見に行くというのは当時の若者の定番スタイルでした。


もし押し入れの中に『活動 写真界』『フィルム・レコード』『スタア』などの昔の映画雑誌があれば、電脳遊幻組にご相談下さい。無料でお見積り査定も行っています。出張買取、宅配買取、持ち込み買取などお客様のご都合にあわせ買取をいたします。

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