【買取情報】真空管ラジオの選局方法

真空管ラジオ オーディオ
真空管ラジオ

先日は戦前~戦中~戦後にかけての真空管ラジオのコレクターの方へ出張買取にお伺いし、30台以上のラジオをまとめてお譲りいただきました。ありがとうございました。

戦前の真空管ラジオには基本的につまみが二つしかついていないものが多いです。このつまみの使用方法にはちょっとコツが必要です。

このラジオは右の脇に電源のスイッチがついていますので、スイッチを入れます。


音量ボリュームがついているラジオでは、電源のオン・オフのスイッチを兼ねているものもあります。
真空管ラジオ電源を入れてもすぐに音が出ない事が多いです。真空管があったまるまで待つ時間が必要なのです。数分待つとなにかノイズが聞こえてきたら、操作を始めます。

左側のつまみは周波数を合わせるもので、「同調」と書かれている場合があります。

同調つまみ。このように数字のメーターがついているものもあります。

右側のつまみは「再生」と書かれている場合があるつまみで、微調整に使用します。

「再生」の表示のあるラジオ

このつまみの位置はラジオによってまちまちです。

まず、右側の「再生」つまみをまわしてポコッという音やなにかノイズが聞こえるところを探します。このつまみはグルグル回りますが、180度の間でしか変化しませんので、右に回したり左に回したりして適当なところを探します。

ポコッという音やノイズ音が聞こえたら、今度は左側の「同調」つまみを回します。こちらのつまみもグルグル回るものがありますが、180度の間でなにか聞こえるところを探します。放送をとらえると音声が出てきますが、歪んでいたり、ピー、ギャーといった音が混ざっている事が多いです。

この状態で、再度右側の「再生」つまみを回していくとある地点で音声がクリアに、音量が大きくなるポイントがあります。それを過ぎると今度はピーとかピューという発振音がしてしまいます。この発振音の手前あたりが最適の位置になります。

動画でご覧いただくとわかりやすいと思います。音が出ますのでご注意ください。

このタイプの真空管ラジオには、音量のボリュームは付いていません。「再生」つまみの位置でボリュームも加減できますが、基本的に音量は、受信状態に左右される事になります。

ずっと聞いていると、またノイズが出てきて聞きづらくなっています。これは真空管が温まってきて調整位置がずれてきたという事ですので、再度調整して合わせる必要があります。

NHK(日本放送協会)は1938年に標準的な受信機の規格を作り、放送局型受信機として認定しました。そのラジオには日本放送協会のシールや中に印が押されているものがあります。

日本放送協会認定

1940年頃になってくると戦争の影響で資材の節約で鉄・銅などの節減をしたものや、トランスレスのラジオが出てきます。ラジオを持った時にずしりと重いものが戦前、軽いものが戦中というのが目安になります。


電脳遊幻組は、真空管ラジオや電気蓄音機などのレトロオーディオ機器も買取しています。こんなの売れるかなと迷ったら電脳遊幻組にご相談下さい。無料でお見積り査定も行っています。出張買取、宅配買取、持ち込み買取などお客様のご都合にあわせ買取をいたします。

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