今から40年前、SONYが画期的な製品を発売しました。カセット・テープを外で歩きながら聞く事ができるウォークマンです。
1979年7月に第一号機は「ウォークマン」という名称でTPS-L2という型番で発売されました。この初期モデルには初めての試みがいくつか搭載されています。
録音はできず再生専用であるという事、モノラルのものしかなかったミニプラグをステレオ対応にしたヘッドホン端子を開発し搭載した事、そのヘッドホン端子が2つあってカップルが仲良く同じ音楽を聞けるようにした事、上部のオレンジのボタンを押すと外部の音を拾ってヘッドホンから聞こえるようにした事、付けていても負担のない50g程度の軽量ヘッドホンを付けた事などなど、多くのアイデアにあふれていました。このウォークマン発売までの経緯はSONYのサイトに詳しく掲載されています。
この後、ウォークマンは新な試みや改良を加えられて、様々な製品が発売されたのですが、今まで電脳遊幻組で買取させていただいた製品からご紹介しましょう。
1982年に再生専用機だったウォークマンに録音機能を搭載し、ウォークマン・プロフェッショナルという名前の高級モデルとして発売されたのがWM-D6でした。その後継機種が1984年発売のこちらのWM-D6Cです。ドルビー搭載で外に持ち出して録音ができて高性能であったためこの機種はその後長く継続して発売された長寿モデルです。
1985年頃に発売されたAM、FM、テレビ音声のラジオを搭載したモデルWM-F203です。このシリーズの機種は単三電池ではなくガム型の電池を採用してスリム化したモデルです。
1987年頃に発売されたWM-F501です。この頃はヘッドホンから現在でも主流のインナーイヤーホンに切り替わっていましたが、音質の面でどうしても低音の迫力に欠けます。そこで低音を強調するシステムを搭載しています。
アドバンスドウォークマンと言われるモデルWM-701Cです。洗練されたデザインのモデルです。リモコンが付属し、通常ではテープ走行が見える窓があるのですが、このモデルにはありません。この写真のモデルはラジオ搭載ですが、今まではアナログのダイヤルを回すものでしたが、デジタルでプリセットができるように進化しました。
DD QUARTZウォークマンと言われるWM-DD9です。こちらはプロフェッショナルラインのモデルですが、再生性能を究極まで高めたモデルです。通常はテープを走行させるのにはベルト駆動なのですが、このモデルはディスクを回転させる方法をとっています。型番の「DD」はディスクドライブの略です。
1990年代後半は様々なデザインのウォークマンが出ましたが、その中のひとつWM-FX822。角のとれたデザインがこのころの特徴です。
1999年発売のウォークマン20周年記念モデルプレステージ・ウォークマンWM-EX20。ステンレスボディで薄型でスタイリッシュです。注目はこのシールにも書いてある「スタンド型充電器対応」です。これは後の携帯電話を思わせる機能ですね。
最近ではアナログ・レコードだけではなくカセット・テープも再評価されていて、カセットを知らない若者にもカワイイと人気のようです。スマホで音楽もいいですが、初期のSONYのウォークマンを持ってオレンジ色のあのヘッドホンをして歩いていると注目されるかもしれません。
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