先日数点のデジタル・カメラ、フィルム・カメラの買取をした際に一緒にあったのが、このパノラマ・カメラです。
パノラマ写真というと最近では、リコーのTHETAなどの360度の風景が取れるデジタル・カメラなどが有名です。
スマホにもカメラ機能の一つにパノラマ・モードがあり、風景などを左右になぞるようにして撮ると広範囲の写真が撮れるものもあります。
しかし、フィルム・カメラの時代にもパノラマ機能のあるカメラが発売されていました。
1990年頃に富士フイルムがレンズ付きフィルム「写ルンです」のパノラマ写真の撮れる「パノラミックHi」を発売した事があります。それでパノラマ写真の楽しさを知った方も多いのではないでしょうか。
今回のカメラは機能はシンプルなもので、シャッターを押すだけでピントやシャッター・スピードなどの変更の機能はありません。
裏面にPとSの切り替えのスイッチがあり、Pにするとパノラマ写真が撮れるというものです。
この頃のパノラマ写真の仕組みは、広角のレンズで通常の画面の上下をカットして撮影しているだけなので、厳密にはパノラマというわけではないのですが、出来上がった写真を見ると、確かに広がりが感じられ、おもしろい写真が撮れたものです。
今回のようなちょっとチープなカメラは「駄カメラ」のジャンルに入るものです。昨年夏出版された石井正則氏の『駄カメラ大百科』にはそんなカメラがいっぱい紹介されています。文庫本で320ページという熱量にも圧倒されます。
石井正則氏は日付の入れられる機能がお気に入りのようですが、今回のようにパノラマ機能のような変わった機能の付いたカメラを探してみるのも楽しいかもしれません。
電脳遊幻組は、今回のようなちょっと変わったカメラも買取しています。こんなの売れるかなと迷ったら電脳遊幻組にご相談下さい。無料でお見積り査定も行っています。出張買取、宅配買取、持ち込み買取などお客様のご都合にあわせ買取をいたします。
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