【買取情報】レコードプレイヤー(東京都調布市より)

オーディオ

レコードを買取させていただいた時に、コンパクトな形のテクニクスのレコードプレイヤー”SL-J2″もいっしょに買取させていただきました。

30cmLPレコードとほぼ同じ大きさのものです。高さもそれほどなく、スタイリッシュです。幅315mm×高さ88mm×奥行き315mmです。

レコードプレイヤーは、トーンアームという棒状のものの先に、レコード針がついていて読み取るという仕組みのため、どうしても幅、奥行き、高さに余裕が必要になるため大きくなります。

ですが、今回買取させていただいたものはいろいろな工夫がしてあり、コンパクトに仕上がっています。

まず、音を読み取るトーンアームがレコード溝に沿って平行に移動する仕組みのため、劇的にサイズが小さくなっています。この平行に移動するしくみをリニアトラッキング方式といいます。

通常のレコードプレイヤーは外周から内周へ向かって針が移動するだけで、1曲目から最後の曲まで一続きで再生しますが、このプレイヤーは光学的に音の溝の有り無しを判断し、CDのように2曲目を選択するという事がわりあいと簡単にできる仕組みになっています。

レコードの音声は生のままで収録されているわけではなく、ある決まった法則で変換されて収録されています。そのため、変換されている音を元の音に戻すためにフォノイコライザーという機械を通して変換する必要があります。フォノイコライザーはアンプに搭載されている事が多く、レコード入力はその専用の端子に繋ぐことが必要です。しかし、レコードからCDの時代になってフォノイコライザーを搭載したアンプは少なくなりました。ですので、現在はそのフォノイコライザーの部分をレコードプレイヤー側に持たせたものが増えてきました。

今回のレコードプレイヤーもそういったタイプで、赤白のRCAプラグをアンプに繋げれば音がでるようになっています。

テクニクスはヒップホップ系のDJがスクラッチをやる際に、ほぼ定番となったSL-1200という大ベストセラー機があります。SL-1200は世界中のアーチストに使われていて人気の機種でした。一時期生産をやめていましたが、最近またその生産を復活させました。

こちらのプレイヤーの型番にも頭に”SL”がついています。これはダイレクトドライブという方式で動かす機種につけられた型番です。SL-J2は小型ながらその性能は侮れないものを持っています。


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レコードプレイヤーの買取価格

レコードプレイヤー
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