児童書の出版社金の船社は大正8年(1919年)に創立され、数年後に金の星と社名を変えましたが、ちょうど今年で100周年を迎えます。それを記念して上野の森美術館で『金の星社 創業100周年記念 みる よむ あそぶ 金の船・金の星 子どもの本の100年展』が開催されます。
大正7年(1918年)に創刊された児童向け雑誌『赤い鳥』は、物語のほかに童謡詩というジャンルを作り、そこから歌われる童謡が生まれていくわけですが、その1年後、金の船社が設立され島崎藤村・有島生馬監修で児童雑誌『金の船』が創刊されました。
『金の船』は童謡をたくさん掲載しているのが特徴です。初代編集長は野口雨情でしたので、彼の作品が多く残っています。
今でも歌われ、広い世代に知られる曲がたくさん生まれました。
1920年(大正9年)「十五夜お月さん」「七つの子」、1921(大正10年)「青い眼の人形」、1924年(大正13年)「証城寺の狸囃子」などが野口雨情の作詞です。
そのほかの作詞は西條八十、作曲家は本居長世や中山晋平などが作品を書いていました。
ちょうどこの頃の作品を集めた作品集が発売される予定です。
金の星社は絵本や児童書がメインの出版物ですが、絵本「かわいそうなぞう」は毎年終戦記念日にラジオで秋山ちえ子さんが朗読されて有名になりました。
児童書は子供が大きくなるともう読まれなくなってしまいますが、また読み返してみると新たな発見があるかもしれません。
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