【買取情報】プラモデル(神奈川県横浜市より)

プラモ
この写真のタミヤ 1/20 グランプリコレクションの車を年代順に見ていくと…

先日は、神奈川県横浜市のお客様より、プラモデルを大量にお譲りいただきました。

この他にもラリーカー、スーパーカー、各国戦闘機、大戦艦船、自衛隊艦船など各種揃っています。

プラモデルの場合、作られずに残ったものがこうやって買取に出されるわけですから、ある意味、その方の嗜好が裏側から見えてきます。ここにないものは作られて飾られていただろうという事になるのでは?と思われます。

例えばフォーミュラカーのラインナップを見てみましょう。

この写真のタミヤ 1/20 グランプリコレクションの車を年代順に見ていくと…

TAMIYA ロータス 25 コベントリー クライマックス

一番古いのは1962年のロータス 25 コベントリー クライマックス、ジム・クラークがドライブし、その年のチャンピオンマシンです。

TAMIYA Honda RA272 1965メキシコGP優勝車

次が1965年のオールホンダ製かつホンダ初F1優勝に導いたHonda RA272メキシコGP優勝車です。

TAMIYA タイレル P34 1977 モナコ GP

その次は1977年、6輪車が特徴のタイレルP34モナコGP仕様です。この車は6輪という形状のトリッキーさゆえか今でも人気車でもあります。

TAMIYA マルティーニ ロータス タイプ79 1979

1979年マルティーニ ロータス タイプ79です。ブリティッシュ・グリーンはロータスというイメージですね。

TAMIYA ジョーダン 191

ちょっと時代が飛んで1991年ジョーダン 191。このマシンがあるのはちょっとマニアックかなと思いましたが、この年の中盤、ドライバー交代があり、あのミハエル・シューマッハがこの車でデビューしたわけです。なんと予選7位という好位置、惜しくもリタイアとなりますが、その後の快進撃のきっかけを作ったマシンであったわけです。

TAMIYA フェラーリ F310B

1997年のフェラーリ F310B。これはミハエル・シューマッハつながりでしょうか。フェラーリのデザイナー、ジョン・バーナード最後の作品です。

TAMIYA マクラーレン MP4/13

1998年のマクラーレン MP4/13 ウェスト・マクラーレン・メルセデス時代のものですが、よく見るとこのパッケージデザインには「West」のロゴがありません。タバコ広告規制ですね。イギリスGP仕様のようです。

TAMIYA フェラーリ F1-2000

2000年のフェラーリ F1-2000。フェラーリは、この年コンストラクターズチャンピオンを獲得し、フェラーリは優勝かリタイアかのどちらかというイメージから脱却したわけです。

タミヤ フェラーリ F2001

そして翌年の2001年フェラーリ F2001。

その他はインディカー1982フェラーリ126C2、1993年のローラT93です。

ここまで見ていくとアレ?と思いませんか。日本中が熱狂したF1ブームは1987年からフジテレビが地上波で放送を始めた事と、音速の貴公子と呼ばれたアイルトン・セナの登場によって作られたと言っても過言ではありません。
このプラモコレクションにはアイルトン・セナのマシンがありません。1984年トールマン、1985年~87年ロータス、1988年~93年マクラーレン、1994年ウィリアムズといったマシンはこの方のお宅に今でも飾られているのではないか、と思うわけです。

買取品のひとつひとつにその方の歴史が刻まれている。


電脳遊幻組は、プラモデルも買取しています。お部屋のお片付け、お引っ越しなど大量に売却したいといった時は電脳遊幻組にご相談下さい。無料でお見積り査定も行っています。出張買取、宅配買取、持ち込み買取などお客様のご都合にあわせ買取をいたします。

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